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ついトレ

ついトレはいま話題のニュース、twitterトレンドなどから犬や猫、その他可愛い動物の情報を中心に紹介

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慣れ親しんだ猫との別れは、それはそれは悲しいものでした。

最近思うことは、なんかずいぶんと猫が流行ってるな、っていうことですね。

テレビをつければドラマにも猫が出てくるし、バラエティー番組にもお邪魔してるし、コマーシャルにも登場しております。

やっぱり猫って、かわいいし。私も小さなときに一匹だけ猫を飼っておりました。 f:id:fxrepo:20160420163539j:plain そして、いざお別れの時を迎え、幼い私は別れの悲しさというものを初めて知ったのでした。

それは突然の出会いでした。

なんと言いましても、猫ってかわいいものですよね。その愛くるしい仕草は見ていて飽きない。

まだ幼稚園に通っていた私がそう思うんですから、きっと大人だって同じ思いだったに違いありません。

事実、母なども猫が大好きでしたから。その猫はある突然、私の家の前に現われて、いっこうに去ろうとしませんでした。

結局、うちで飼うことになり、私は家にいるときはいつもその猫を抱いておりました。猫はちょっと迷惑そうな顔をしてましたが。

猫も我家を自分の家のように思ってた。

私はその猫にミケという名をつけて、勝手にそう呼んでましたっけ。

でもミケは賢く、いっぺんで自分の名前を覚えたらしく、私が呼ぶとすぐさまやってくるんですね。

それに、ちょっと外が気になると自分から家を飛び出し、いつの間にか戻ってくる。そう、ミケはもう私たちの家族になっていたんです。

父も母もミケを本当の自分たちの子どもみたいに扱っておりました。

不幸は嵐のごとく。

人間の不幸なんていうものは、いつやってくるか分かったもんじゃありません。

私が五つになった年に、事故で父が他界しました。一家の主がいなくなるという事態に、我家は困窮したんですね。

当然ですが母は私を育てるために働きに出ることになり、小学生のころはいわゆる鍵っ子だったんです。

ただ、救われていたのは、家にはミケがいたこと。ミケと一種にいれば、寂しさなんかなかった。あのころ、ミケは私の友だちであり、兄弟でもあったんです。

それでも不幸は続く。

私が小学校に入って最初の夏を迎えたとき、私たち親子は今まで住んでいた一戸建てを手放し、狭いアパートへ引越すことになったんです。

当然のことですが、そこでは猫は飼えません。ミケと別れることになってしまったのですね。

母はいつまでも泣き止まない私に優しいこえで諭し、ミケを抱き抱えて外へ行きました。そして数時間後、戻ってきた母の手には、もうミケはいませんでした。

今でこそ、アパートでもマンションでも、ペットが飼えるような物件はあるんですが、あのころはそんなものはなかった。

だから、泣く泣くミケと別れなければならなかったんですね。

あの出来事があってから、私は生き物を飼うということが怖くなってしまい、40年以上もたつ今でも、ペットは飼っていません。

そう、別れるのが辛いからなんですね。でも、道行く犬や猫を見ていると、不思議と心が癒されるのです。

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